こんにちは。ちゃはちです。
今回の記事ちょうど100記事目です。うっかり気がつかないまま、男性向け軽失禁用インナーシート小林製薬の「サラメンズ」について1万文字超の記事を書くところでした。あぶないあぶない。
とはいえ節目にぴったりの賑々しい記事を書く甲斐性はないので、今回は「子供が生まれて変わったこと」について書くことにします。サラメンズよりいいでしょ。
変わったことはホントは300個くらいありますが、そんな終わりの見えない駄文に付き合ってくれる方は妻も含めていないと思いますので、今回は選りすぐりのベスト5だけサラッと発表します。あ、サラメンズはまた今度書きます。
変わったこと第5位:週末の服装がワンパターンになった
その昔錦糸町のマルイでドン小西と遭遇、興奮して「あ、ドン小西だ!すげー、動いてる!」と大声で叫び、本人に睨まれるという程度にファッションへの造詣が深い(深くない)僕ですが、週末のお出かけ時には「昨日はこれだったから今日はこっちにしよう」とか、「このシャツにはこのジャケットの方がいいかな」などとそれなりに考える時間をとっていました。
でも今は、とりあえず息子の準備ができたらさっと出かける。もたもたと自分が着る服を考えている暇はないので、あまり考えずにさっと着やすい服をつかみます。
なので、気がつけばいつも同じような格好ばかり。外に出てから気がつくんですね。あ、また同じだと。
ここ最近は、適当なシャツにダウンジャケット、そしてストレッチデニム(楽ちん!)というワンパターン。そんな僕を見たらドン小西は悲しそうな顔をするでしょうか。
変わったこと第4位:週末も早起きになった
これまでは、土日の休みともなれば目覚ましはかけず、目が覚めた時が起床時間という生活でした。
この辺妻はしっかりしていて、休みだからと言って遅くまで寝ていることは少ないので、なかなか起きてこない僕にブチ切れるということもありました…。
でも子供が出来てからは、平日だろうが、休みの日だろうが息子が先に目覚めて、泣くか「外に出せ」と寝室のふすまをガンガン叩くかの目覚まし活動をしてくれます。結果、遅くまで寝ているということがほとんどなくなりました。
息子が我が家のアラーム。細かな時間設定ができない上に強制スヌーズ機能が解除できないスパルタ仕様です。
あと、最近は妻も睡眠が足りていないので、まれに息子が遅くまで寝てしまうと一家全員寝坊です。
変わったこと第3位:小さな子供と自然に絡めるようになった
今までは、小さな子に対して積極的に絡んでいこうというタイプでは無かったです。
接し方の加減がよく分からなかったですし、赤ちゃん言葉とか普段と違うトーンで話すことも気恥ずかしくてできませんでした。
でも息子が生まれてからは、その頃とは別人のように小さな子供に積極的に絡めるようになりました。たぶん今までは自信がなく、かつ遠慮があったんじゃないかと思うのです。
自分なんかが相手をしても楽しくないだろうし、ヨソ様の子にヘタなことをしたら迷惑がられるかもしれないと。触らぬ子供に祟りなしの精神。
しかし覚醒しました。今まで眠っていた僕の中のポテンシャルが、41年の時を超えてやっと目を覚ましたのです。ここでも息子に起こされましたね。
うすうす気がついていましたが、どうも僕は頭の中身がそんなに大人ではなかったらしいので、いざ子供の目線で色んなことを見てみると全然一緒に楽しめる。
それどころかEテレとか完全に自分の方が楽しんでますので、見ている時に息子がぐずり出したりすると、「なんだよ、今いいところなのに~」となるので、息子が成長したら「やばいおっさん」だと思われるかもしれません。
変わったこと第2位:親子もののストーリに感情移入するようになった
テレビなんかで親子ものの物語が流れてくると、それがフィクションであろうとノンフィクションであろうとすぐに感情移入するようになりました。
コウノドリとかはもちろんですが、クレヨンしんちゃんでも、団地ともおでも泣きそうになるので、そのうちコボちゃんでもいけるかもしれない。
逆に報道などで悲しい出来事を耳にすると、胸が張り裂けそうな気持ちになります。
街中でも小さな子供を連れているというだけでアカの他人とは思えなくなる。勝手な感情移入が止まりません。
変わったこと第1位:死ぬことがちょっとだけ怖くなくなった
いや全然怖いですけどね。まだまだ死にたくないですし、今は家族のためにも頑張らなくちゃいけません。それに死ぬまでに30回位はハワイに行きたいし。
でもですね、これはなんというかすごく不思議な感覚なんですけど、もし自分がいなくなった後の世界に、自分の血を分けたものが存在していると考えると、今まで感じていた「自分が消えてなくなる」という恐怖心が薄れてきたんです。
命のバトンを渡すことが出来る存在がある。これだけで「死」というものへの感覚がだいぶ変わってきました。
渡される方からしたら別にそんなことどうでもいいでしょうし、こちらの勝手な感情ですけどね。
独りよがりでもこう考えることで、残りの人生に対して前向きな希望を感じられるようになりました。
幸せは子供のあるなしではなくその先の話だと思う
息子が生まれて1年。大変なことも多くこれまでの生活がガラッと変わってしまったけど、しみじみと幸せを感じることも多くなってきました。
でも「子供がいるから幸せ」なんて風には思いません。
子供がいようがいまいが、その状況でどう生きるかによって結果は変わってくるし、どんな人生でも波があって、いい時と悪い時があります。
幸せな人生だったかどうかなんて、結局はトータルの平均値か、「終わり良ければすべて良し」ということで晩年の状況か、どっちかかなと今は思います。
息子の誕生は僕たち夫婦に新しい世界を見るきっかけをくれました。その世界で何を見て、どう考え、どう行動するのかは、結局自分たちが決めなければならないことです。結果自分たちの人生がどう転ぶか、まだまだ分かりません。
今は、せっかくのきっかけをくれた息子のためにも、よれよれになっても、時には息抜きをして、懸命に生きること。そして最後に息子に渡すバトンが幸せのバトンであればいいなと思っています。
受け取ったバトンをどう使うか、はたまた投げ捨てて全く別の方向に走り出すかは息子が決めること。とりあえず親が出来ることはそこまでかなと。
基本的にズボラのダメ人間ですが、そんな感じで明日からもがんばろう。
では、また。
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